軽量な0.8倍ワイコンを探しております

2012年4月21日

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ワイコンってのはワイドコンバージョンレンズのことで、通常の画よりも広めに撮れるものです。

ズーム倍率は寄る方では10倍や20倍という言い方をしますが、引く方のワイコンでは0.8倍や0.7倍といった数字で表します。
数字が小さいほど広く撮れるということです。

しかしこの数字があまりにも小さいと、画面の端の方が歪んでしまうのです。
魚眼レンズなんかに見られるような端が丸くなった感じですね。

さらには周辺の色が微妙に変わっちゃうってのやボケが出るのもあります。

狭い部屋などで広く撮りたいときに威力を発揮しますが、こういった画の歪みや色の変化などが気になる方はあまり使いたがらないですね。
ボクは逆にこういった歪みなども味があっていいと思うのですが。

魚眼レンズはこの歪みをうまく利用してスポーツなどで遊び映像として使われております。
映像の流れの中でたまに入ると面白いんですよね。

結婚式のビデオ撮影においてもワイコンは利用します。

ウチのワイコンは0.8倍で、歪みがゆるく、色収差も少ないものです。
特にケーキ入刀やテーブルラウンドなどの周りを囲まれて狭いときに、通常より広い画が撮れるので、複数の友人達の表情も逃しません。

こんなメリットのあるワイコンも、大きなガラスレンズですのでカメラに装着すると結構な重量を感じます。
これが長時間の手持ち撮影となると、結構堪えるんですよね。

現在使用しているのが「VCL-EX0877」というもので重量が630gです。

最近見つけたのが、
「16×9 Inc. 169-HDWA6X-EX EXII 0.6x Wide Angle Adapter」というもの。
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これが重量187gと現在の1/3以下となるのです。

この差はかなり大きいと思います。

しかし「HDWA6X」は0.6倍ですので、そこまで引いちゃうと結構な歪みが出ると思います。
実際B&Hのレビューでも歪みの大きさが指摘されておりますので、これを通常の撮影で使うのは危険が伴うのかなという気もします。

16×9 Inc.(シックスティーンバイナイン)には0.8倍(482g)もありますのでこれを検討中です。

ただ、今のところ日本では58,900円とちょっとお高いです。
B&Hでは$464.5(+送料+税)で約4万円ほどでしょうか。

この結構な価格差はなんなんでしょうね。

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