安城市のホテル「グランドティアラ安城」さんにて結婚式の写真撮影

2018年1月30日

大聖堂みたいなチャペルがある結婚式場

安城市の結婚式場は初めてです。ここ「グランドティアラ安城」さんはその名の通り安城市にあります。安城駅の目の前ですね。安城市はなかなか訪れる機会がないのですが、今回のご縁により一つ経験値が上がりました。

しかもこのご縁というのが急遽いただきましたものでして、結婚式の2日前のお問い合せからというものです。正式なご依頼はこの結婚式の前日となりました。

ゴールデンウィークの真ん中に当たる日でして、ちょうどこの日だけ撮影の予定が入っていない日でしたので急なご依頼でしたがお請けすることとなりました。p(‘-‘)(子どもと遊びに出かけるつもりではいたのですが…)

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急なご依頼でも予定が空いていれば写真撮影にお伺い致します

新郎さんのお父さんからご依頼を頂いたのですが、まずこの挙式披露宴には会場の写真カメラマンさんが頼んであるとのこと。えっ!?もう一人追加でカメラマンを付けるということ??そうなんです、要は2カメで結婚式の様子を余すとこなく写真におさめたいというご要望なのですね。

「やりましょう!」私はその会場カメラマンさんが撮らない(撮れない)写真を撮ります、ということでお請け致しました。ちょっと前にもこの様なご依頼をお請けしておりますので、柔軟に対応することができますよ。

その時も会場の記録写真のカメラマンさんがいて、私との2カメ体制ということです。こういうの好きなんですよね。記録写真カメラマンさんがいると私は普段とはちょっち違う撮り方が出来ます。

もちろん基本はおさえた写真の撮り方をしますが、それに加えてちょっと違ったアングルからの写真を撮ることが出来ます。記録としての写真というよりも、いつもと違った目線での写真を撮ります。

すごーく自由に撮らせてもらいます。例えば、ケーキ入刀シーンでは遠くから拍手しているおばあちゃんの笑顔や、新婦さんの感謝の手紙のときに涙しているおじいちゃんなど。シャッターチャンスが目まぐるしく変化していく結婚式ではそういった場面も一瞬なんですよね。

いいと思いますよ、こういうブライダル写真も。いつも以上にワクワクで当日の写真撮影をむかえました。

外観もとても立派な雰囲気であります

入口前に噴水を設けた結婚式場は少なくなってきた

いつものように結婚式場近くの駐車場に車を停めて歩いていくと、オープンカフェでお父さんがコーヒーを飲んでいました。ご依頼をいただいた新郎さんのお父さんご本人です。見た目はちょっぴり強面で一瞬ドキッとしましたが、話すと腰が低くとても優しそうな感じでホッとしたのを覚えています。

人と初めて会うときは毎回とても緊張します。どんな方なのかなぁ、怖かったらイヤだなぁ、、、なんて思ったりしてますが、だいたいがそんな不安も取り越し苦労でありいい人ばかりにあたるのがGLASSY-PHOTOの特徴でもあります。

そういった方々が僕のようなカメラマンを見つけてくれるのですね。 (^^)  本当にあり難いことです、感謝感謝!

初めての会場でも最適な撮影スポットをすぐに見つけることが出来るカメラマン

案内スタッフさんが見当たらなかったので勝手に中を散策してきました。結婚式場の作りって結構複雑になっていることが多いのですよね。

一日に何組も挙式披露宴を行うような結婚式場さんですと他の新郎新婦さんと廊下ですれ違うことを嫌うこともあり通路を確保しておくという意味もあるのだとは思いますが、そんな複雑な迷路をご年配の方々がどこに行ったらいいのかさまよっている姿をよく目にします。

そのような結婚式場さんでは案内を的確に行えるスタッフさんの常備は必須ですね。カメラマンとしては初めての会場さんではまずは導線を確認しておくというのが大事なんです。カメラマンが迷子になって大事なシーンの写真を撮り逃していてはいけませんから。

結婚式場内を散策していると奥のガーデンに大聖堂を見つけました。

太陽と青空と高い建物が映える素敵な結婚式場

チャペルは外観の通り天井がものすごく高いです。こういう作り、好きですわぁ。 (*^^*)

大聖堂のチャペルは天井が高くていい雰囲気してます

大聖堂の祭壇には十字架

祭壇からゲスト席側を見ると広々とした空間です

バージンロードもとても長くていいですね。新婦さんとお父さんが一緒に歩くシーンの写真をじっくりと撮ることが出来ます。たまにズカズカと歩いてきちゃうパターンもありますが、出来ることならばゆっくりと歩いていただきたい。 (ノД`)

一歩一歩じっくりとゆっくりとお父さんとの思い出を振り返りながら歩かれてはいかがでしょうか。そんなに急いで人生を歩まなくてもいいですから。こういった場でハズカシイとかいう考えを持つのはちょっと寂しいと思いますね。

お父さんも大事な娘を嫁にあずけるための最後のおつとめとなりますからじっくりと歩みたいことでしょう。

ブートニアだけの写真も撮っておきます

チャペル手前のスペースで挙式リハーサルが行われます。ベールボーイくんとベールガールちゃんも真剣な眼差しで説明を聞いております。 (*^^*) ベールガールちゃんはちょっと緊張気味ですね。(‘_’)

かわいらしいベールガールちゃん

かわいらしいベールガールちゃん

天使とはこのことですね。 (*^^*) かわいらしいお子ちゃまにお手伝いしてもらって挙式の雰囲気はさらに良くなりますよ。僕の結婚式でも当時幼稚園児だった甥っ子姪っ子に手伝ってもらったのを思い出します。

そんな甥っ子は今では高校生、姪っ子も今年高校進学となります、、、月日が経つのは早いものです。。。

大聖堂で厳粛なるキリスト教式にドキドキ

チャペル内ではバージンロードの前でお母さんが待機しております。

新婦さんの入場を待つお母さんの背中

こちらも最後のおつとめとなるベールダウンの儀式が行われます。この間にお母さんも色んな思いを巡らせていることでしょう。娘と母というのは特別なつながりがありますからね。家庭の中でも男には踏み込めない領域があります。

これが母と娘の絆ということなんです。お母さんにとってはここで待つ時間が異様に長く感じることでしょうね。その背中にただならぬ哀愁を感じます。そりゃ娘が嫁いでいってしまうという寂しさはありますよね。

でもこれまで育て上げたという充実感ももちろんあると思います。その嬉しさと悲しさが合わさった何とも言えない複雑な心境だと思われます。

新婦さんとお父さんがチャペルに入場します

僕も娘がおりますから嫁にやるときはすごく寂しくなるんだろうなと今から思っております。まだ3歳なんですけどね。カメラマンとしてたくさんの結婚式を撮影しているとその様々な家族の模様が写し出されており、そんな写真を現像しながら胸が熱くなることシバシバですよ。

しかしこれはどの家庭でも通る道ですからね。人がこの世に生まれ、その家庭で成長し、新たな家庭を築き、そして別れをむかえる。カメラマンとしてそんな人の人生の一部分に関わる仕事をさせていただけるということに誇りと感謝の気持ちをもって日々業務に勤しんでおります。

クールな外人牧師さんでこれまた雰囲気がありますね

手をつないで誓いをたてる新郎新婦のお二人

祭壇が広いととても素敵な写真となりますね

神様も仏様も寛大な心をお持ちであると信じているカメラマン

グランドティアラ安城さんの大聖堂のようなチャペルは祭壇がとても広くて写真撮影がしやすいです。でもこういった大聖堂的なチャペルの祭壇は上がっちゃいけないとの制限がかかっていることが多く、キリスト教式ですとお二人の表情が撮りにくいのが難点となります。

ちょっとこれ意味わかんないんですけども、カメラマンがちょっと祭壇に上がったからって神様はお怒りにでもなるのでしょうか。神聖なるスペースですから!というのは何となくわかりますけども、毎週お祈りに来られるキリスト教徒さんであれば全くもって話は別ですが、そもそもキリスト教信者でもない者同士の挙式であればそこは勘弁してくださいよと言いたい。

雰囲気が大事ですから!とかいうクダラナイ冗談は抜きにしてもらいたいですね。そこにカメラマンがいたら雰囲気壊れますか?だったら最初から最後までカメラマンはどこにも居られないことになります。 (ノД`)

カメラマンもそのカメラマンのシャッター音も挙式のイベントの一部と考えてもらいたいものです。シャッター音が悪者扱いされるのも悲しいことですね。神様仏様はシャッター音を悪と考えるでしょうか?神様仏様はそんな小さなことは寛大な心で許すものですよねぇ。(^^)

クールな牧師さんからの神聖なるパワーをもらいましょう

緑の芝生の広いガーデンで行う開放的なセレモニー

チャペル前の広いガーデンではフラワーシャワーやブーケトスなどのセレモニーを行うことが出来ます。

チャペル前ガーデンではブーケトスとブロッコリートスが行われます

緑の木々と芝生でココもいいスペースですよね。会場のカメラマンさんが上から集合写真を撮っていました。芝生に俯瞰写真ってすごく映えます。僕も集合写真はスナップとしてでしたらお請けすることが出来ますのでご依頼いただける場合は進行表に必ず組み込んでおいてくださいね。

もちろん追加料金なしの無料対応です。 p(‘-‘) 堅苦しい型物集合写真よりも、スナップ的に楽しくワイワイと撮る集合写真が好きです。というかガチガチな型物写真ががスキくないんです。(ノД`) 固い台紙に貼った堅い表情のカタい型物写真、何年も写真カメラマンやってますけどもこの型物写真の良さが未だに分からない。(ノД`)

そんなのよりもストリートスナップ的に色んなポーズで自由にフリーに無制限に!って感じの軽さがある楽しい感じの写真を好むカメラマンであります。そんな写真をお求めの新郎新婦さんからのご依頼をお待ちしております。 (*^^*)

明るい笑顔と楽しい会話の声が聞こえてくる披露宴

さて、ここからは披露宴ですね。会場は華やかに飾りつけがされています。

披露宴会場の高砂は綺麗なお花で飾られています

高砂のバラで作られた大きなハートが印象的でした。

高砂に飾られた花はこのハート型が特徴です

高い天井の会場にこれまた高いウェディングケーキが似合います。でもこれ大部分がイミテーションで入刀する部分だけクリームとなっていということは秘密です。あ!ちょっと写真に写ってますね!

高砂の横に天井に届きそうなぐらい高いウェディングケーキが置いてあります

ゲストテーブルにも可愛らしいお花でコーディネート

グラスキャンドルも素敵な演出品の一つ

テーブルナプキンも綺麗に飾られています

グルグルガラスタワーも披露宴中に何かしらのイベントとして使われます。

披露宴中のイベントで使われるであろうガラスのモニュメント

この瓶で注いだら何かが起こるんですね!これは是非とも本番でお楽しみくださいませ。

このお水を注ぐのでしょうかね

乾杯グラスにはシャンパンが注がれます。

乾杯前にグラスに注がれるシャンパンが綺麗!

キャンドルと共に乾杯酒を撮るといい感じ!

新郎さんが持った乾杯グラスも写真におさめておきます

乾杯の発声が終わると新郎新婦ご友人たちが早速高砂に集まってきて楽しいパーティの始まりですよ。挙式披露宴で1,000枚を超えるたくさんの写真を撮りましたが、ここで紹介できないのがとても残念です。 (ノД`) 僕は特に笑顔の写真を撮ることが得意なカメラマンであります。そして常に笑顔で写真撮ってます。笑顔カメラマンなんです。 (*^^*)

お色直し入場から感動的なフィナーレへ

お色直し入場では各テーブルへのキャンドルサービスが行われました。最近少なくなりましたねぇ、このキャンドルサービスも。昔は必ずと言っていいほどキャンドルサービスが行われていたものですが、通例以外のイベントを行うことが多くなってきている時代ですかね、プランナーさんの言いなりになるのではなく、自分たちの好きなようにやればいいと思います。

何よりもゲストへのおもてなしをするという気持ちを忘れないことが一番大事!で、あります。

お色直し入場のキャンドルサービスも素敵ですよね

新婦さんによるご両親への感謝の手紙朗読。お父さんは涙しておりました。

新婦さんの感謝の手紙にお父さんは涙します

新婦さんの感謝の手紙をしっかりとスマホにおさめているお友達も

お父さん、大丈夫?お母さんが優しく微笑みます。こんなお父さんの姿はあまり見ることが出来ませんからね。お母さんは内心楽しんでいるのかも知れません。 (^^)

そんなお父さんを見つめるお母さんもいい表情ですね

グッとこらえておりますが、この後も涙しておりました。 (ノД`)

涙をグッとこらえる新婦父が男らしくて素敵でした

お父さんお母さん、一日本当にお疲れでしたでしょう。良き結婚式をありがとうございました。m(_ _)m

安城市には中々訪れる機会がないのでこうした結婚式にお呼びいただけましたことで滞在することが出来ました。次の日も遠方出張となっており、市内を散策する時間が無いのは残念ではありますが、それほど遠い場所でもありませんのでまた縁がありましたら行ってみたいと思います。

グランドティアラ安城さんの場所はココです。

東海道本線の三河安城駅が近くにあり名古屋からのアクセスも悪くないと思います。

いつもお二人の味方「持ち込み写真カメラマン」

最後に、実はこのグランドティアラ安城さんはカメラマンを持ち込むことは基本的にNGなんですって。゚Д゚ ゲストとしてならばOKとのこと。でも挙式は歩き回って撮影したらアカンよ。。。とのこと。ちょっと何言ってるかわかんない、、、(-。-) ではなくて、要は「カメラマン持ち込むな!( ゚Д゚)」と言いたいのでしょうね。

今回の挙式撮影は「特別に許可されたもの」となっております。これまた何言ってるかわかんなんですけども(-。-)、担当者によって見解が違うようです。先日もこのグランドティアラ安城さんでの挙式披露宴の写真撮影を希望されている新婦さんからのお問い合わせがありましたが、そのような担当者さんからの悲しいご対応をいただいたとのことで泣く泣くキャンセルのご連絡をいただきました。

こういった悲しんでいる新郎新婦さんからのご連絡がここのところ多くなってきましたよ。(:_;) 自社の利益しか考えられない会場さん、新郎新婦お二人の気持ちを汲むことが出来ない担当者さん、こんな現実を目の当たりにして悲しむ新郎新婦さん、、、こんな世の中ですが、ボクは結婚式の写真カメラマンとして少しでも明るく幸せなサービスを提供することに専念してまいります。

ですのでこれから結婚式を挙げることを考えている新郎新婦のお二人は、どうか諦めずにより良い挙式披露宴となるよう、前向きに計画をお立てくださいませ。ボクはそんなお二人を応援する持ち込みカメラマンです!p(‘-‘)

この度ご結婚の新郎新婦さん、本当におめでとうございました!そして急遽ご依頼いただきました新郎お父さん、本当にありがとうございました!m(_ _)m

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