ズームレンズ使用後の焦点距離を集計する手順をメモっておきます

2017年1月24日

ズームレンズを使用した時の焦点距離の使用数を集計しておくと便利

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結婚式の撮影でズームレンズを使用した場合、どの焦点距離で何枚撮影したのかが気になります。

今後の結婚式写真撮影時の参考にするために毎回集計してチェックしておきたいのです。

こういう数字の集計といったらやはりエクセルですよね。

エクセルの計算式って「if」や「count」などの簡単なものは覚えているのですが、ちょっとマイナーなものとなるとその書き方ややり方をすぐに忘れちゃうのですよ。

今回はフリーソフトを使用して写真データのExifからレンズ焦点距離を拾い出し、エクセルにて焦点距離別数量を吐き出すという流れをメモしておきます。

各写真のExifからレンズ焦点距離のみを拾い出して一覧にする

便利なフリーソフト「F6 Exif」を利用します。

こういったフリーソフトを開発してくれる方にはホント感謝しますよ。

いつもいつもありがとうございます。

簡潔にいきましょう。

結婚式 カメラマン レンズ焦点距離2

1.「ツール」

2.「CSV出力」

3.「JPEGファイルフォルダ」を選択

4.「出力するEXIF項目の選択」

5.「レンズ焦点距離」をダブルクリックで選択

6.「設定」

7.「作成」

以上で、写真データのレンズ焦点距離一覧のcsvファイルが出来上がります。

エクセルで焦点距離別の数量を集計しグラフ化する

エクセルってのは本当に便利なソフトです。

これがないと仕事は出来ません。

イヤ、出来ますけども、エクセルがあることで仕事の効率化を図れますから。

ということで、先ほど出力したレンズ焦点距離一覧のcsvファイルを焦点距離別に数量を集計します。

これまた簡潔にいきましょう。

結婚式 カメラマン レンズ焦点距離3

1.「A列」を選択した状態で「データ」「並べ替え」

2.「100mm」以上が上に来てしまうのでごっそり「99mm」の下へと移動

 

結婚式 カメラマン レンズ焦点距離4

3.「A列」を選択した状態で「データ」「集計」

 

結婚式 カメラマン レンズ焦点距離5

4.こんな状態で集計されるので、左上の「2」を押すと下の写真のようになる

 

結婚式 カメラマン レンズ焦点距離6

5.セルに「非可視」「可視」があるので「Alt + ; 」で「可視」セルのみ選択しコピー

6.ワークシートを新しく作ってそちらに貼り付けグラフなどを作成する

 

とまあ、こんな流れでズームレンズの焦点距離別数量一覧がグラフ化されました。

この集計データを今後の結婚式写真撮影に生かしていきましょう!

 

結婚式写真撮影ではズームレンズはあまり使用しない

いろいろと焦点距離の集計方法を申してきましたが、実のところ、ズームレンズはあまり使用しないのです。

以前は便利ズームを頻繁に使用しておりましたけども、最近では単焦点レンズの出番が多いです。

単焦点レンズの使用が多いというよりも、ズームレンズの使用頻度が極端に少なくなったほうでしょうか。

というのも、単焦点レンズのほうが写真の写りがいいからなんです。

単純に「きれいな写真」が撮れるってことです。

単焦点レンズはその焦点距離にしぼって高精細につくられていますから、ズームレンズと比べてきれいな画を吐き出すのは当然のことですね。

逆に単焦点レンズはその焦点距離でしかありませんから、構図を変えるためには自分で動かなくてはなりません。

その点、ズームレンズだとレンズで焦点距離を変えて構図を変えられますので楽ですし便利です。

いい画を取るか、楽を取るか、私は「いい画」を取りました。

構図は自分で動いてなんとかします。

結婚式カメラマンとして何年も携わっておりますから次に何が起こるのか大体の予想はつきますからね、先回りして構えて写真撮影を行うことが出来ます。

ズームレンズを使用するカメラマンを否定するわけではありませんけども、ズームレンズで楽をするよりかは、不便ですけども単焦点レンズを使用してお二人のために綺麗ないい写真を撮ってあげたいと心底思うのであります。

私が結婚式写真撮影でズームレンズを使うのは、披露宴でテーブルごとのグループ写真を撮るフォトラウンド時のみです。

しかしこれも広い会場だと35mm単焦点で撮りますけどね。

ここに24mm単焦点を導入したら結婚式写真撮影においてズームレンズの出番は全く無くなりますよ。

ズームレンズは休日の子どもと行く公園での写真撮影には欠かせませんけどね。

激しく動き回る子ども写真を撮るのはやはりズームレンズがいいのですよ。

あとは一眼動画を撮るときなんかはズームレンズですね。

当日動画エンドロールでは絶対にズームレンズです。

これは今までのブライダル経験からこういう結論にたどり着いているわけです。

しかし成長を止めないウェディングフォトグラファーですので、これからどのように撮影が変化していくのかは未知の世界ですよ。

写真も動画もその撮影手法はその時代によって変わってきます。

デジタルカメラの進歩というのは本当に早いものですからね。

今後どういったカメラが出てくるのかというのは予想がつきませんから。

機材が刻々と変化していく世の中で、それに合わせてカメラマンも撮影手法を変え、腕を磨いていかなければなりません。

現状では、毎週のように結婚式写真を撮ることでどんどんと写真が良くなってきています。

世の中には写真撮影が上手なカメラマンは山ほどおります。

しかし成長を止めてしまうカメラマンも山ほどあります。

私は成長を止めないカメラマンですので、これから先ご結婚をされる新郎新婦さんに今よりももっともっといい写真を提供できるようになっていきます。

そんなカメラマンとして成長をさせていただける新郎新婦さんへの感謝は尽きません。

これからもたくさんの結婚式写真を撮らせてください。

というわけで、単焦点レンズによる綺麗な結婚式写真をお求めの新郎新婦さんは是非ともGLASSY-PHOTOにお任せください。

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