長野県白馬村の「ホテルシェラリゾート白馬」にて結婚式の写真撮影(挙式編)
花嫁車に乗ってチャペルから披露宴会場へと移動する際のトビっきりの笑顔を写真におさめました。こちらは2年ほど前の秋、長野県白馬村にあります「ホテルシェラリゾート白馬」で行われました挙式披露宴での一幕です。
日々結婚式写真撮影と現像作業に追われ、忙しさの中でのブログ更新でありますため、写真撮影の報告が中々追いつかない状況となっておりますが、過去の挙式披露宴の写真の中でも是非とも紹介したいと思うものがありますのでこうして引っ張り出してきました。
このホテルシェラリゾート白馬がすごく素敵な結婚式場だったんですよ。その名の通りホテルなんですけどね、もうこのホテル名から言って素敵感は大いに漂っております。初めて訪れたホテルですが、事前調査としてホームページを確認した感じからしてもうイメージは良いものでした。
岐阜からホテルシェラリゾート白馬は約270㎞もの距離があります。車でおよそ4時間、さすがに前日入りするべき時間と距離ですね。この日の新郎新婦お二人とは事前のお顔合わせが出来なかったので、この前日入りを利用して到着時にお会いすることと致しました。
当日初めてお会いするよりも、前の日でもこうしてお会いできるとお互いに安心できます。緊張な雰囲気の当日にもちょっとでも知った顔があると笑顔が出てきますよね。まずもって安心感が違いますよ。カメラマンとしてもこの安心感は大きな力となります。
- 1. 緑豊かでロケーションフォトに最適なホテルシェラリゾート白馬
- 2. ゆったりとした時間の流れるホテルシェラリゾート白馬
- 3. 3人のカメラマンが交代で撮影していく
- 4. フォトタイムのメインはやはり写真カメラマンですよ、、、ね?
- 5. 白馬高原教会でのフォトタイムと挙式リハーサル
- 6. 受け付けの様子を撮っていると何やらスタッフさんが慌てていました
- 7. 気を取り直して挙式の本番をむかえます
- 8. 花嫁の入場時にゲストを立たせないでほしいなぁ
- 9. 結婚指輪の交換から誓いのキスへ
- 10. 挙式を終えると新郎新婦もカメラマンもホッとするのです
- 11. 披露宴前の中間セレモニーはバルーンリリース!
- 12. 長野県白馬村にある結婚式場「ホテルシェラリゾート白馬」と「白馬高原教会」の場所詳細
緑豊かでロケーションフォトに最適なホテルシェラリゾート白馬
この日、朝は10時ぐらいからのメイクルーム撮影を予定しておりました。僕はいつも挙式開始の2時間前には会場入りしますので、12時挙式であるこの日は本来であれば10時に会場入りする行程となります。ですが、挙式前のロケーションフォトもサービスで撮影するというお約束をしておりましたので、挙式4時間前となる8時には会場入りしておりました。
本当はもう少し遅くてもいいのですが、白馬というロケーションに僕自身もテンション上がってましたのでもう朝からいてもたってもいられずといった具合です。朝8時入りといっても白馬に前乗りしてたので僕的には随分と余裕があります。結構普段から朝型の生活ですしね。
ホテルシェラリゾート白馬の入口道路はこんな感じ。こちらの写真からも分かりますように、この日は雨上がりの曇り空といった天候です。実際には8時の到着時には雨がちょっと降ってましたがなんとか止んだ感じです。
カメラマンとしてはスッキリと晴れてほしかったんですけどね、ですがこういう曇り空は逆に撮りやすいんですよ。ピーカンフォトはコントラストが気持ちいいのですが影の掛かり方がきつくなる、雲天下での写真は色が出にくいが撮りやすさは向上するという、どちらにもメリットデメリットがあり捨てがたいのです。
まあその日の状況により柔軟に対応するのがプロのカメラマンってものですので、あーだこーだと言い訳は出来ませんけどね。ただ、雨でなかったのはメッチャ救いでした。何しろホテルシェラリゾート白馬ではこの広大な敷地を利用してのロケーションフォトが挙式前のメインとなることでしょうから。ロケーションフォト時に雨でなかったのでほっと胸をなでおろしております。
ゆったりとした時間の流れるホテルシェラリゾート白馬
外観やウェディングアイテムの撮影、ロケハンなども行いながらゆったりと時間を過ごしていると、メイクが仕上がったとの連絡を受け、メイクルームへと向かいました。何に時間がかかったのか、この時点で20分ほど押してのメイク撮影スタートです。
押しからのスタートはカメラマンとしては焦りますね。時間が押してくると会場側が削ろうとするのはこの撮影タイムなんです。30分の撮影時間があったものが20分押しスタートですと10分に削られます。と、通常ではこうなりますが、さて、このホテルシェラリゾート白馬はどうでしょうか。
さすがはリゾートホテル、このへんの時間配分には余裕を持ってくれています。某愛知都会の高級ホテルですとそんなわけにいきませんからね。「はいおわりー!」ってな具合に締められちゃいますから。それって新郎新婦のお二人のこと思ってやってんの?っていつも思いますよ。
そうしたサービス精神には、新郎新婦のお二人が求めているものは何なのであるか考えてのことなのかと、いつも疑問に思うことがあります。「ウェディングドレスを着た美しい姿を写真に残したい!」これって花嫁の結構上位な願いなのではないのでしょうか。
結婚式を成功に導きたい、最高な披露宴を演出したい、そういう思いがある中で、「最高の写真を残したい!」という花嫁の思いも汲んであげるべきでしょう。これが出来ないようでは一流の結婚式場とは言えません。そして、これが出来るのがホテルシェラリゾート白馬なんです。
はい、僕はホテルシェラリゾート白馬の回し者でもステマでも何でもありませんことをご承知おきくださいませ。
3人のカメラマンが交代で撮影していく
さてそんな押しからのスタートですが、メイクルームでのリップシーンなどから撮影していきます。実はこの日、写真カメラマンの僕の他にもう二人カメラマンが入っておりまして。ウチとは関係がなく、新郎新婦のお二人が別で頼まれたカメラマンさんで、一人は記録ダイジェストカメラマン、もう一人はエンドロールカメラマンです。
僕を含めた3人のカメラマンがかわるがわる撮っていくこととなりました。ダイジェストもエンドロールも結構なこだわりがあるようで、新郎新婦のお二人に色々ポーズを指示して撮影しておりました。いわゆる「やらせ」ですね。僕も動画カメラで結婚式を撮ることがありますが、やはり多少はやらせも織り交ぜていきますよ。
けれども基本的にはやらせは無しで撮りたいですね。結婚式は究極のドキュメンタリーとして記録ダイジェストなりエンドロールなりを撮っていくことを信念としております。だってそのほうが感動も一入やないですか。カメラマンが指示したやらせよりも、ガッツリドキュメンタリーの方がその映像を観る者の個々の感情が入り込みやすいってものです。
この日の記録ダイジェストカメラマンとエンドロールカメラマンを否定するわけではありませんが、横で見ている限りではちょっとやらせが多すぎかなぁ~と思ったりなんかもしちゃったりなんかしててへぺろ。というのもですね、ただでさえスタートが押しているというのにあれもこれもといろんなやらせを撮りたがるんですよ。
僕はこういう押しスタートのときはあっさりとしてて、ちょっと会話してサッと撮ってスッと退くんです。それをね、あーでもないこーでもないとグダグダ撮られるとさらに押しちゃうじゃないですか。まだ撮りたいロケーションが山ほどある会場なんですここは特に。ですからこのメイクルームは2,3カットにおさえてもうすぐにでも外ロケに移動したいんですよ。
続いて外での写真撮影といきましょう!
メイクルームは宿泊施設棟の一室を利用してました。そこからガーデンへと移動していきます。ここでもなぜか5分ほどの待ち時間。ん?何なんでしょうかこのよくわからない待ち時間は。おかげでどんどん撮影時間が少なくなってきてますからねぇ~。
とりあえずチャペルまでのロケーション写真を一気に紹介していきましょう。
所々で待ち時間が。今度はブーケが届いてないとのこと。ここでも5分ほどの待ち時間が。まあこれもリゾート時間だということでみんなでのんびりといきましょうか。
へたに色んなポーズとるよりもこうしてお二人並んでいただくだけでも素敵な写真になりますよ。ホテルシェラリゾート白馬のようにロケーションが素晴らしいと新郎新婦のお二人もより引き立ち輝きます。
フォトタイムのメインはやはり写真カメラマンですよ、、、ね?
ホテルシェラリゾート白馬のガーデンやエントランスなどで一通り撮影したら、坂をちょっと下りたところにある白馬高原教会へと移動します。ホテルシェラリゾート白馬から白馬高原教会へは歩いて1分もかからないくらいの位置関係です。
こうして移動中もカメラマンは狙ってますからね、お二人とも笑顔で会話しながら歩いていただけますとカメラマンも軽快にシャッターを押すことが出来ます。
それにしても3人カメラマンでの同時撮影は少々きつい。なんせこの動画マンさんたち、逐一やらせ動画を撮ってますからね。もうこんな時間がない中でさらに窮屈になります。僕が思うに、こうしたロケーション撮影ではメインを写真カメラマンとし、その様子をドキュメンタリー的な映像として動画カメラマンが撮るというスタイルの方がいいと思うのです。
僕が動画を撮る場合でしたら、写真カメラマンの邪魔にならないような位置から、写真を撮られているお二人をとらえていきます。写真カメラマンがロケーションフォトをしている風景を、メイキング映像的に撮った方が面白いと思うのですよ。それが「動画」であり、「動きのある映像」というものなんです。挙式披露宴という一日をドキュメンタリーとして撮っていくということです。
新郎新婦のお二人も、写真や動画を考えている場合は何をメインとするのかということも考慮した方がいいと思います。挙式披露宴の一日という限られた時間の中でさらにフォトタイムは全体の時間調整に使われることが多いです。ですので時間が押していればフォトタイムは削られる傾向となります。
そんな限られた時間であり調整されてしまう時間帯ですので、「フォトタイムには写真をメインとした流れで行きたい!」と、その時間帯のメインとするものをあらかじめしっかりと決めておき、そのようなスケジュールを組んだうえで写真なり動画なりをご依頼いただくとよろしいかと思います。
「フォトタイムには写真も動画も!」となるとどうしても時間的にどちらも半分ずつとなることは否めません。「どっちも半分でいい」ということでありましたらもちろんそのご希望のようにご対応させていただくまでですが。
白馬高原教会でのフォトタイムと挙式リハーサル
ここでも動画カメラマン隊が結構な時間を使って撮影してましたね。写真の僕はその1/4ぐらいしか時間をもらっていないような。。。こちらとしてもちょっと気を使っちゃいますよ。だって撮りたそうなんですもん。僕ばかり撮っててもなんか申し訳ないような気持ちになってきますから。写真カメラマン、ちょっと遠慮しちゃいましたー。
白馬高原教会内でもツーショット写真撮影を行いました。その前にブーケとブートニアも変えます。
白馬高原教会に入ると新郎さんの表情にもちょっと緊張が表れてきましたね。
花嫁さんは綺麗なブーケを持ってベールもつけてもらって素敵な笑顔を見せてくれました。
白馬高原教会のバージンロードに反射して写る新郎新婦もいい感じ。若干モヤっとしてますけどね。でも水面に映し出されたようで幻想的です。
白馬高原教会は祭壇側が大きな窓になっているので外の緑が見えてとても美しいのです。森の中なのでふんわりとした逆光が新郎新婦をより引き立たせてくれますね。リゾートですから、こういった開放的な造りが重要になってくるんですよね。写真映えもよろし!新郎新婦の笑顔もグッド!
フォトタイムが終わるとチャペル内にて挙式のリハーサルが行われます。こうして指輪交換の手元アップを撮ったら僕は受け付けの方に走ります。あちらの様子も少しでも写真に残してあげたいですよね。白馬高原教会からホテルシェラリゾート白馬に戻り、受け付けへと向かいます。
受け付けの様子を撮っていると何やらスタッフさんが慌てていました
ちょっと冷える10月の白馬だってのにすでに汗ばんじゃってます。カメラマンはあっちへこっちへと走り回って写真を撮っていくのです。今日の一日に与えられました重要な任務でありそれが仕事ですから。とにかく素敵な写真を残すことに頭と体をフル回転です。
ホテルシェラリゾート白馬の受け付けスペースもとても広くて開放感あふれています。もうここからワクワク感があふれ出てますね。僕がゲストとして呼ばれた立場だったらテンション上がるだろうなぁと想像します。カメラマンとして写真撮ってても気分良くていいですね。
受け付けでも皆さんの笑顔が光ります。ホテルシェラリゾート白馬の魅力を存分に楽しんでいる様子ですね。しかしなんだかさっきから裏でスタッフさんが慌ただしく動き回っているのをチラチラと目にします。これはなんかトラブってんなって、わかりやすいですってそれ。まあそれはさておき、この間に披露宴会場の装飾も撮っていきましょうか。
ホテルシェラリゾート白馬のメインバンケットは割と横に長い会場となっております。大きな窓から外光が入って気持ちがいいですね。白馬という緑豊かなロケーションを生かした造りが素敵な雰囲気を演出しています。
ホームページによると、「ガーデンラウンジ」というスペースも披露宴会場として利用できるみたいです。あとちょっと離れた場所にあります「四季山庭」もいいですね。「四季山庭」は今回は二次会で使用しました。その様子も後ほど写真でお伝えしていきます。
冒頭の写真の新郎新婦が乗っていた花嫁専用車がこちら。車名はわかりませんが、かわいいクラシックカーですね。白馬の森の木々と太陽がとても似合います。しっかりとナンバーが付いているので公道も走れるようです。というかこの白馬高原教会とホテルシェラリゾート白馬を結ぶ道路も公道なんでしょうかね。
と、ここで先ほどからわきで慌ただしく動き回っているスタッフさんから僕に声がかかりました。
「集合写真撮ってもらえませんか!」
え?集合写真??型物の???それは会場提携業者のカメラマンが撮ると聞いておりましたが。。。事情を聞きましたところ、その集合写真を撮る予定のカメラマンがどっかいっちゃって進まないとのことなんです。さっきからなんかトラブってんなってのはこのことだったんですね。
この上の写真のようにもうすでに新郎新婦とご家族がひな壇で待っておりますし。その前にいるのは先ほどの動画カメラマン2人と女性スタッフのみ。おお!これは一大事やん!、、、と、向こうの方から
「ごめんなさーい!」
集合写真カメラマンが走ってきました。おお、セーフか?いやこれはアウト!でしょ。皆さんこの状態で結構な時間待ってましたぞぉー。
ほら、心なしかなんか強張ってませんか?雰囲気大丈夫?あまり近づきたくないんで僕はちょっと遠目に様子を見てましたよ。いやはや、リゾート時間はこんなところにも表れてしまってますね。都会のホテルだったらこのカメラマン首になっていることでしょう。ちなみに僕も挙式の後に全員で集合スナップ撮ってます。このような堅い型物集合写真ではなく、柔らか~い感じでピースもOKのピースフルな集合スナップです。
気を取り直して挙式の本番をむかえます
時間的に余裕を持ったスケジュールが組まれているここ白馬のリゾートウェディングですので、ちょっとした押しなどは全くもって問題ないようです。いや問題あっても問題と思わせないところがリゾートの懐の深さでしょうか。
ゲストの皆さんもチャペルへとやってまいりました。ホテルシェラリゾート白馬から白馬高原教会へのシャトルバスがありますが、ここは歩いた方が気持ちよくないですかね。せっかくの白馬のリゾート地ですから緑の中を歩くってのがテンションを上げると思うのですが、まあ考え方は人それぞれで。
白馬高原教会の内観全景。全体的に広くてスペースも確保されていますのでカメラマンとしても動きやすくてうれしいです。祭壇も一段上がっているので新郎新婦が見やすいですし。天井も高く、圧迫感がなくて気分もいいです。白というのもフラッシュバウンス的にポイント高いですよね、僕はフラッシュ使いませんが。
挙式前の新郎新婦控え室を小窓から覗くことができます。
花嫁さん、緊張しているかな?
僕がカメラを向けて覗き込んでいることに気付いてくれました。この笑顔、どうやら緊張はそれほどでもなさそうです。
花嫁の入場時にゲストを立たせないでほしいなぁ
それでは、新郎さんの入場から。
少し緊張もありますが落ち着いた表情です。色んな想いが頭をよぎる瞬間でもありますね。
続いて花嫁とお父さんの入場です。チャペル内へ入ってすぐのところでお母さんからのベールダウンセレモニーがあります。
新郎へと手渡す前のお母さんによるとっても大事なセレモニーです。お母さんは嫁ぐ娘に是非とも一言かけてあげてください。とても感動的な場面で、涙するゲストもみられます。カメラマンも涙をこらえて必死で撮っているんです。
お母さんにベールダウンをしてもらった後は、お父さんと共にバージンロードを歩きます。
いつも言ってますけども、出来ればゲストは立たせないでいただきたい。こうなると窓側のゲストさんはバージンロードを歩くお父さんと花嫁の姿を少ししか見ることが出来ませんよ。
特に祭壇側にいる親族なんかは全然見えませんからね。司会のアナウンスで花嫁が入場したことを知らされ、やっと見えるころには既に新郎に手渡されています。お父さんと花嫁がバージンロードを歩く姿、こんな大事な場面を親族が見られないなんて全く意味が分かりません。花嫁入場時にゲストを立たせるというのは古くからの儀式的な意味合いがあるのかもしれませんが、そんなもの全くもって無意味に感じます。
そんな無意味な習慣的行為よりも、ゲストや新郎新婦にとってより良い方法を考えて行ったほうがいいと思うんです。これは結婚式場や主催者が提案して実施していかないと、いつまでたってもこの悪しき習慣を続けていくこととなるのです。
結婚式を初めて行う新郎新婦は結婚式の進行に関しては全くもって素人ですからね。プロである運営がしていることが一般的な常識であるのだと思い込むのですよ。でもその続けられてきた常識は必ずしも正解であるとは限らないのです。僕は昔からずっと思っているのですが、、、思っているだけでは何も変わりません。まあ僕が意見したところで変わるものでもありませんが。。。
ゲストを立たせることにいつも疑問を抱きながらこの入場シーンを撮影しております。でもそれはいつものことですので、集中力はハンパなく主役に向けられております。そんな邪念には動じず、一瞬のシャッターチャンスも逃しませんよ。
新郎に娘を手渡した後のお父さんの表情にはいつも泣かされます。新郎と腕を組み歩く娘の後ろ姿を見つめ、すごく複雑な想いであることを想像します。僕にも娘がいますからね、いつかこんな日が来るのかと考えちゃいますよ。まだ5歳ですけどね。
白馬高原教会の祭壇後ろ壁には大きな窓があるので外の緑が綺麗に写りこみます。森の中ですので、直射日光ではない柔らかな光が差し込み、新郎新婦を優しく浮かび上がらせる写真が生成されます。僕はこういったつくりの教会がすごく好みです。
向かい合って手を取り合い、新郎新婦お互いに誓いをたてます。そうですね、このシーンは牧師さんによっては正面を向いたままのパターンもあります。僕はこうしてお互いに向き合って見つめ合うスタイルがいいと思ってます。誰に誓いをたてるのか?牧師さんにではなく、新郎は新婦に、新婦は新郎に誓うのです。「神に誓う」という意見もあると思いますが、「永遠に愛し続けることを誓う」のは相手に対してですからね。
神を崇拝している方々はそっちに重きを置くのかも知れませんが、生涯相手のことを想うのであれば相手に誓うものでしょう、、、という持論ですが、まあこれは個人の考えにより違うと思いますのでそれぞれでお好きなように。ちなみに写真的には向き合って手を取り合い相手を見つめながらの誓いの方が圧倒的に映えます。
結婚指輪の交換から誓いのキスへ
結婚指輪の交換も撮影アングルを変えながら写真を撮っていきます。カメラマンは教会の後ろの方でも動き回っているのです。
こうしてゲスト席にも手元の結婚指輪がわかるような交換の仕方をしていただけるといいですね。相手の指に丁寧に差し込むようにゆっくりと行っていただけると素敵な写真もたくさん残ります。向かい合ったまま、花嫁のベールを上げて誓いのキスへという流れになります。
誓いのキスも最低3秒はお願いしたいです。キスをしながら心の中で「一生あなたを愛し続けます」と再度誓いをたててください。ゆっくりと誓いをたてていただければ3秒は経過しています。その間にカメラマンは2,3の構図で写真を撮ります。ゲストのみんながそれぐらいの時間を求めております。
誓約書に新郎新婦それぞれがサインをします。このテーブルがちょっと小さい気もしますが、、、なんかサインがずれそうで危なっかしい。
牧師からの結婚宣言をうけ、ゲストの皆さんからの暖かい祝福の拍手の中、新郎新婦の退場となります。ほっとした感じの花嫁の笑顔が印象的でした。新郎さんもうれしさと感動をかみしめているような感じです。
挙式を終えると新郎新婦もカメラマンもホッとするのです
一旦ゲストの皆さんも退出し、チャペルの前に花道を作って並び、フラワーシャワーセレモニーを行います。
これまで真顔だった新郎さんからもようやく笑顔が出てきました。カメラマンも一安心。挙式を終えるとなんだかホッとしますね。でもまだまだ気を抜いている暇はありません。今日一日を終えるまでは写真を撮り続けるのが僕の使命ですので集中力を保ちましょう。
さて、挙式前にも業者カメラマンさんによる堅めの親族集合写真がありましたが、挙式後はフランクにスナップ的な全員集合写真です。ここでは僕が撮ります。
この場面でのラスト1枚は全員にピースしてもらいました。ピースサインをすると自然と笑顔が出ますよね。せっかくのリゾート地ですので周りの木々も入れ込んで緑豊かな写真としたものです。もちろん普通の集合写真も撮った後での一枚ですよ。
集合写真を終えると、向こうの道路に見えている花嫁車に乗り込んでホテルシェラリゾート白馬へと移動します。
この花嫁車、立ったまま記念写真が撮れるんです。
冒頭でも使用しました印象的な写真。お二人の笑顔がとてもいい雰囲気なんですよね。フワッとした仕上がりの現像処理をしました。
取っ手もついているのでこの立った状態のまま移動することが出来ます。カメラマンとしても写真が撮りやすくて嬉しい仕様です。
披露宴前の中間セレモニーはバルーンリリース!
ホテルシェラリゾート白馬へと移動してきましたら広い中庭にてバルーンリリースを行います。ちなみにバルーンファイトはファミコンソフト、僕が小学生の時に発売されたゲームですが、メッチャむずかしくて全クリしたことがありません。
ゲストの皆さんも笑顔になるセレモニーっていいですよね!それにしても雨が上がって本当に良かったですよ。ここホテルシェラリゾート白馬での挙式披露宴はリゾート地ってのもあって外でのセレモニーが重要なポイントとなるのです。やはり天候はすごく気になるところですが、これはもうお天道様に祈るしかありませんからね。あとは日ごろの行いを良きものとするように心がけることが大事でしょうか。
さて、ここからホテルシェラリゾート白馬の会場にて披露宴を行うわけですが、ここまででこの分量となってしまいましたので次回のブログ投稿へと回させていただきます。さすがにここまでくると読者さんもちょっとしんどいですよね。僕も集中力がかけてきてますんでスミマセン。
まあこれもホテルシェラリゾート白馬での結婚式はそれほど内容が濃厚であるということでしょう。お伝えしたい写真がかなりあるんですよ。とりあえずここで中締めとさせていただきましょう。
長野県白馬村にある結婚式場「ホテルシェラリゾート白馬」と「白馬高原教会」の場所詳細
そんな素晴らしい挙式披露宴が行えるホテルシェラリゾート白馬はこんなところにあります。
「ホテルシェラリゾート白馬」「白馬高原教会」
〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村みずばしょう温泉
電話番号 0261-72-3250
岐阜からは約270km、前泊必須の距離です。大きな地図で見ると岐阜よりも新潟や富山のほうが近いですよね。長野の中でもかなり日本海よりです。周りには温泉とかスキー場とかがあってのんびりゆったり過ごすことが出来るリゾート地ですね。長野県の方も遊びに行くような場所ではないでしょうか。
それでは、また近日中に披露宴編にてブログを更新したいと思いますのでその際にはお付き合いくださいませ。ちなみにこの日は二次会写真も撮ってますのでまだまだてんこ盛りとなりそうです。。。